築年数別の取引件数
新築vs中古、「何年築」が最も取引されているか
出典:国土交通省「不動産取引価格情報」(2025年)
首都圏のマンション取引を築年数別に集計しました。新築・築浅から築古まで、どの年数帯に取引が集中しているかを可視化しています。「新築プレミアム」の実態や、築10〜20年帯のコストパフォーマンスについてデータで読み解きます。

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@xiaokouangxion1
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新築・築浅の取引が圧倒的に多い理由
取引件数は築年数が浅いほど多く、新築〜築5年以内が全体の上位を占めます。 これは新築分譲時の大量供給と、建物完成前の「青田買い」(竣工前売買)が 件数を押し上げているためです。
また、住宅ローン控除の築年数要件(2022年以降は原則新耐震基準適合が条件)や、 フラット35の審査基準も新築・築浅物件の取引を後押しする制度的な背景があります。 新築は「瑕疵担保責任(住宅瑕疵保険)」が付く点も、 購入者にとっての安心感につながっています。
築10〜20年:コスパ最良ゾーン
購入コストパフォーマンスの観点では、築10〜20年の中古マンションが 最もバランスの取れたゾーンとされています。 新築時の「新築プレミアム(15〜20%程度の割増価格)」が剥落し、 設備の主要な劣化も少なく、管理状態が良ければリフォームも最小限で済みます。
坪単価は同エリア新築比で15〜25%程度安くなるケースが多く、 同じ予算でより広い物件・より立地の良い物件を選べる可能性があります。
築古(築30年超)の取引動向
築30年超の物件は取引件数が少なくなりますが、 都心立地や管理状態の良いヴィンテージマンションは根強い需要があります。 リノベーション需要の高まりにより、築35〜40年でも人気の高いエリアでは高値取引が成立するケースも。
一方で、大規模修繕・耐震補強・建替え問題を抱えるリスクもあります。 管理組合の健全性・修繕積立金の充足状況を購入前に必ず確認することが重要です。
築年数別の選び方ポイント
- ·新築:プレミアム価格だが瑕疵担保・設備最新・ローン控除の恩恵が最大。予算に余裕があれば。
- ·築5〜10年:新築プレミアムが落ち始め、設備はほぼ新品に近い状態。コスパと安心感のバランス良好。
- ·築10〜20年:最もコスパが高いとされるゾーン。管理状態の確認が重要。
- ·築20〜30年:価格はさらに安いが、給排水管の更新・外壁修繕の履歴確認が必須。
- ·築30年超:リノベ前提で価格交渉しやすい。管理組合の財務状況を必ず確認。
出典:国土交通省「不動産取引価格情報」(2025年)
集計対象:首都圏の区分マンション(中古・新築)取引。築年数は竣工年から取引年の差分。