Column 4.3通勤分析・上場企業数ランキング

上場企業数ランキング

都道府県・市区別の上場企業数と東京一極集中の実態

出典:JPX上場企業一覧・日本経済新聞・irbank.net(2026年3月時点)

「どの都市に上場企業が多いか」は、その地域の雇用・経済規模を端的に示す指標です。都道府県別・市区別の上場企業数をランキング化することで、日本の経済地理の構造と、通勤立地として価値の高いエリアが見えてきます。

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東京一極集中の実態

都道府県別の上場企業数を見ると、東京都が圧倒的な1位で、 2位の大阪府の5倍以上の企業数を誇ります。 プライム・スタンダード・グロースを合計すると、 全国の上場企業の約40〜45%が東京都内に集中しています。

市区別ではさらに集中が顕著です。千代田区・中央区・港区の都心3区だけで、 全国の上場企業の約20%超が本社を置いています。 渋谷区・新宿区・品川区を加えた「拡大都心エリア」では30%超に達します。

地方主要都市の状況

東京・大阪・愛知の三大都市圏に続くのは福岡・兵庫・神奈川などですが、 絶対数は東京と比べて大幅に少ない状況です。 一方、各県の「経済中心都市」(仙台・広島・金沢・静岡など)では 地方上場企業が集中する傾向があり、その都市での雇用安定性と 周辺不動産価値に貢献しています。

上場企業が集積するエリアでは、高年収層の実需購入が活発で マンション価格の下支え要因になります。 逆に上場企業が少ないエリアでは、雇用の流動性が低く 長期的な不動産価値の維持が難しい傾向があります。

ランキングの活用方法

  • ·都道府県タブ:全国の経済規模の序列を俯瞰するのに適しています。転勤・移住先の検討に活用できます。
  • ·市区町村タブ:通勤エリアを具体的に検討する際に役立ちます。候補エリアの企業集積度を確認してください。
  • ·「上場企業マップ(4.2)」と合わせて参照することで、企業の立地分布と数のバランスを把握できます。

企業データ:JPX上場企業一覧・日本経済新聞・irbank.net(2026年3月時点)

掲載対象:プライム・スタンダード・グロース市場の主要企業