新築マンション 販売価格推移
面積×価格の散布図で首都圏を読む(2023〜2026年)
出典:manmani.net(マンションマニアの住まいカウンター)
2023年1月〜2026年4月に首都圏で販売された新築マンションの価格情報を、manmani.netの記事データから集計。横軸に専有面積(㎡)、縦軸に価格(万円)をとった散布図で、1棟1棟の価格帯を部屋単位で可視化します。豊海タワーのように複数フェーズで販売される物件は、フェーズごとに色を変えてプロットします。
グラフの見方
散布図の各点は1部屋を表します。 横軸は専有面積(㎡)、縦軸は販売価格(万円)で、 右上ほど「広くて高い」部屋、左下ほど「狭くて安い」部屋になります。
同一物件・同一フェーズの部屋は同じ色でプロットされます。 豊海タワーマリンフォートのように1期1次・1期2次と段階的に販売する物件では、 フェーズごとに色が変わるため値上げ幅が一目で確認できます。
フィルター機能
- ·間取り(1LDK / 2LDK / 3LDK / 4LDK)で絞り込み
- ·都県(東京・神奈川・埼玉・千葉)で絞り込み
- ·「フェーズ分け販売のみ」チェックで値上げ物件に絞り込み
2025〜2026年の市場概観
東京都心部では坪単価500万円超の新築マンションが相次いで登場しており、 同じ間取り・面積でも価格帯が大きく異なります。品川・渋谷・港南・三番町などでは2LDK(60㎡台)で 1億円を超える価格設定が当たり前となりつつあります。
一方、神奈川・埼玉・千葉では同面積でも 東京の3〜5割安で購入できるケースも多く、 散布図上ではエリアによる価格分布の違いが鮮明に現れます。
フェーズ値上げの実態
人気タワーマンションでは第1期から第2期、さらに第3期と販売フェーズを経るごとに 価格が引き上げられるケースが目立ちます。 散布図でフェーズ別に色分けすることで、同じ面積帯でどれだけ価格が上昇したかを視覚的に確認できます。
1期1次が「最安・最多」の法則
フェーズ別チャートを見ると、1期1次は選択肢が最も多く、価格も最も安い傾向が一貫しています。 デベロッパーは初期フェーズで販売戸数を多めに設定して市場の反応を測り、 売れ行きが好調なら次フェーズで値上げ・絞り込みを行うのが通例です。 早期購入者ほど有利な条件で入手できるという構造が、データからも明確に読み取れます。
2025年は強気すぎ? 過去最大の価格上昇
2023〜2024年と比較すると、2025年に販売開始した物件の坪単価は明らかに水準が上がっています。 同じエリア・同じ面積帯でも、2025年登場の物件は2023年比で2〜3割高というケースが散見されます。 材料費・人件費の高騰に加え、円安・インフレ期待が価格設定に織り込まれた結果です。 「強気すぎ」との声もあるなかで、実際に売れているかどうかは先着順・抽選倍率に注目する必要があります。
価格変動が最大の物件は?
フェーズ別チャートで坪単価の変動幅が最も大きいのは豊海タワーマリンフォートです。 1期1次(2023年)から4期1次(2025年)にかけて、同じ面積帯の部屋でも坪単価が段階的に引き上げられており、 最初期比で数十〜100万円超/坪の上昇が確認できます。 人気物件では「待てば待つほど高くなる」という現実を、フェーズ別チャートで視覚的に確認できます。
データについて
本データはマンションマニアの住まいカウンター(manmani.net)に掲載された 「予定価格」「価格と間取り」記事から機械的に集計しています。 掲載時点の予定価格・一部価格情報であり、 実際の契約価格・最終価格と異なる場合があります。
集計対象は2023年1月〜2026年4月に掲載された首都圏4都県(東京・神奈川・埼玉・千葉)の記事です。 すべての新築物件を網羅するものではありません。
出典:manmani.net(マンションマニアの住まいカウンター)掲載情報
リバベル都市開発研究所 集計・可視化