Column公示地価データ分析
公示地価を3D&相関図で分析
時代は千葉?「割安×高上昇率」の外れ値エリアを探す
データ出典:国土交通省「地価公示」/ 首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)
首都圏の公示地価を分析できるツールを2つ作りました。3Dマップと地価×上昇率の相関図です。分析してみると、千葉が地価の低さに反して上昇率が高い「割安×将来性」エリアとして浮上してきました。
2つのツールを作りました
- ·3Dマップ:駅名・路線・幹線道路入りで、首都圏の地価を立体的に把握
- ·地価×上昇率の相関図:「割安なのに将来性のあるエリア」を可視化
3Dマップの使い方
駅や路線などのレイヤーを重ねて確認できるため、「この駅の周辺の地価感」が直感的に把握できます。 日経さんも全国版の3D地価マップを公開されていますが、首都圏特化・前年比較という点ではこちらが使いやすいと思っています。 長期間・全国の分析は日経さんのツールをぜひ。

相関図の仮説と分析結果
相関図では2つの仮説を立てて分析しました:
- ·①地価と上昇率には正の相関があるはず(=富めるものはますます富む)
- ·②とはいえ外れ値もあるはず——それを特定すれば「割安で将来性のあるエリア」が抽出できる
仮説通り、基本的には地価の高さと上昇率には正の相関がありました。 しかし埼玉・神奈川と比べると、千葉だけ元気が違います。 地価が低いところでも上昇率が高いエリアが多く見られます。


千葉が熱い:流山・成田周辺に注目
特に目を引くのは流山エリアです。
- ·流山おおたかの森・流山美田・初石・平和台・西深井・江戸川台——流山市全体が高上昇率
- ·成田空港周辺(三里塚など)も上昇率をけん引
つくばエクスプレス沿線の開発継続と成田空港の機能拡張が複合的に作用している可能性があります。外れ値を探して仮説を立ててみると面白い分析です。ぜひツールで遊んでみてください。
データ出典:国土交通省「地価公示」/ リバベル都市開発研究所 独自集計・分析
集計対象:首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)の公示地価標準地
上昇率は前年比(最新公示年)
本記事は参考情報の提供を目的としており、投資・購入等の意思決定の根拠となるものではありません