Column徒歩距離データ分析

23区中古マンション、徒歩5分以内が39.2%

首都圏約27.5万件の取引データで「実際の駅近率」を可視化

データ出典:国土交通省「不動産取引価格情報」/ 集計対象:首都圏約27.5万件

「駅から徒歩◯分」——マンション探しで最初に目に入る数字です。「1が立地、2も立地、34がなくて、5が立地」と言われるほど重要視される駅徒歩。実際に23区内の中古マンション取引の4割近くが徒歩5分以内に集中しています。

駅徒歩、どれくらいが適度?

「人による」が正直な答えですが、実際に複数の物件に住んだ経験から体感を言語化しました。データドリブンではなく主観です。

徒歩リバベルの体感評価
〜3分最高。家を出てすぐ電車に乗れる感覚
4〜5分快適。雨の日も苦にならない
6〜8分許容範囲。朝は少し急ぎ足になる
9〜10分少し遠い。特に夏・冬・雨天時に気になる
11分以上遠い。バス活用や自転車必須になりやすい×

やはり5分以内は快適で価値があると感じます。10分を超えると遠い印象になりやすく、 この感覚は多くの方に共感いただけるのではないでしょうか。

首都圏4都県の比較

首都圏4都県の徒歩5分以内・10分以内の割合を集計しました。都心に近いほど駅近率が高いという傾向が数字に表れています。

都道府県5分以内10分以内特徴
東京都38.5%75.8%駅密度が高く駅近物件が豊富
神奈川36.3%65.8%横浜都市圏は高め、郊外で低下
埼玉32.2%62.3%郊外エリアが多く車併用が前提
千葉30.0%59.6%最も低い。南北移動に路線空白

郊外では車もあるため、都心ほど駅近にこだわる必要がなくなります。千葉の低さは 南北を縦断する路線の少なさも影響していると考えられます。

都内の特徴的なエリア

23区(5分以内 39.2%)と市部(36.3%)でも差があります。区別に見ると興味深い傾向が浮かびます。

  • ·港区は徒歩中央値が長め——陸の孤島が多く、そもそも富裕層や車持ち・通勤不要の層が多い可能性
  • ·世田谷・目黒は中央値が約9分——低層住宅・一軒家が多く、広さや環境を優先する層が中心
  • ·葛飾・江戸川は駅遠物件が多い——東西路線はあるが南北縦断路線が少なく陸の孤島が発生しやすい

中央値が高い区だからといって「駅近が評価されていない」わけではなく、エリアの特性上、駅遠でも住まいとして選ばれているという見方が自然です。

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都道府県・区市町村別に徒歩距離帯の分布を確認できる機能をサイトで提供しています。

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駅徒歩別の取引件数を確認する

/walk-histogram — 都道府県・区市町村別の徒歩距離帯を確認

データ出典:国土交通省「不動産取引価格情報」/ リバベル都市開発研究所 独自集計・分析

集計対象:首都圏中古マンション取引約27.5万件(40㎡以上)

徒歩距離は不動産取引情報に記載の分数をそのまま使用(実測値とは異なる場合があります)

本記事は参考情報の提供を目的としており、投資・購入等の意思決定の根拠となるものではありません